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弁護士法人山本・坪井綜合法律事務所
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【解決事例】過失運転致傷罪の不起訴について

事例:
ご相談者様は,普通乗用自動車を運転中,一旦停止から少し進んだところで原動機付自転車と接触しました。その結果,過失運転致傷被疑事件の被疑者となり,弊所にご相談に見えられました。

ポイント:
ご相談者様のご要望としては,本件の結果を不起訴処分とする必要がありました。
弁護士は,被害者の方と交渉し,被害者の方からは「加害者は深く反省しているため,処罰は求めず,不起訴処分となることを望みます」という趣旨の嘆願書の作成にご協力をいただけることになりました。
検察庁へは,嘆願書に加えて,反省文,ご相談者様が加入している自動車保険の保険証券の写しを意見書と共に提出し,その後,担当検事に掛け合うことで,最終的には,不起訴処分で無事に解決することができました。

弁護士からのコメント:
当初,検察庁の担当検察官からは,被害者の方のお怪我の程度を見る限り,仮に被害者の方から嘆願書をいただけたとしても,不起訴処分となる可能性は低く,パーセンテージとしては高くて20%程度とのことでした。
弁護士は,被害者の方から嘆願書作成のご協力を実際に得ることができ,担当検察官と何度も話し合う中で,不起訴処分の可能性を探りました。
本件では,不起訴処分となったことから,被害者の方から嘆願書作成のご協力をいただくことや,担当検察官への交渉は非常に重要であるといえます。