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裁判員制度について

 
裁判員裁判は、非常に重大な事件についてなされる裁判であり、その裁判は通常の裁判に比べて非常に複雑なものとなっております。
このような重大な事件の容疑で逮捕された場合には、被疑者段階からのしっかりとした対策が必要となってきます。
以下、裁判員の制度について、簡単にご説明します。
裁判員制度は、国民の中から選任された裁判員が裁判官と共に刑事訴訟手続きに関与するものです。この制度は、司法に対する国民理解の増進とその信頼の向上に資することを目的としています。
裁判員制度は、個別の事件について、裁判員として選ばれた6人が、3人の裁判官と一緒に、刑事事件について有罪無罪を決めていく制度です。裁判員は、衆議院議員の選挙権を有する者の中から選任されます。
裁判員裁判対象事件は、死刑または無期の懲役若しくは禁錮にあたる罪に係る事件、短期1年以上の有期の懲役または禁錮にあたる罪であって故意の犯罪行為により被害者を死亡させたものに係る事件です。

裁判員裁判対象事件の具体例

  1. 人を殺した場合(殺人罪)
  2. 強盗が人に怪我をさせ、あるいは死亡させた場合(強盗致死傷罪)
  3. 人に怪我をさせ、その結果、人を死亡させた場合(傷害致死罪)
  4. ひどく酒に酔った状態で、自動車を運転して人を死亡させた場合(危険運転致死罪)
  5. 人が住んでいる家に放火した場合(現住建造物等放火罪)
  6. 身代金をとる目的で、人を誘拐した場合(身代金目的誘拐罪)
  7. 子供に食事を与えず、放置して死亡させた場合(保護責任者遺棄致死罪)などです。